2021-06-14 第204回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
○佐々木(隆)委員 四島が日本に帰属をしている、そこの点はそれは同じでございますけれども、交渉のプロセスの中で二島返還とも受け取れるようなことが何度か出てきておりますので、これは島民だけの問題ではなくて、日本国民として、一体政府はどっちなんだろうという、そうした疑念がかえって湧いてくる、あるいはまた、外交交渉上、日本の姿勢というものも問われるというふうに思いますので、ちょっと今ので必ずしも完全に理解
○佐々木(隆)委員 四島が日本に帰属をしている、そこの点はそれは同じでございますけれども、交渉のプロセスの中で二島返還とも受け取れるようなことが何度か出てきておりますので、これは島民だけの問題ではなくて、日本国民として、一体政府はどっちなんだろうという、そうした疑念がかえって湧いてくる、あるいはまた、外交交渉上、日本の姿勢というものも問われるというふうに思いますので、ちょっと今ので必ずしも完全に理解
つまり、東京宣言は四島の帰属の解決ということであり、日ソ共同宣言は二島返還の同意という点で大きく違ってございます。 これについてまずお答えいただきたいのと、茂木外務大臣は、五月十九日の本委員会における所信において、領土問題を解決して平和条約を締結すべく、粘り強く交渉に取り組むと述べられております。
この憲法改正を行ってまで領土割譲を禁じておきながら、去年の年末ですか、今年の年明けですか、プーチン大統領から菅総理に対してメッセージ、新年のメッセージでしたかね、が出て、その折に、二島返還のいわゆる協議について促す発言をされたということについて報道がありましたが、このことの意味について今外務省がどのように捉えていらっしゃるのか、これだけ確認させてください。これで終わります。
ただ、繰り返し大臣も国会で御答弁されているように、我が国の立場というのは一貫して全く変わっていないんだということであれば、二〇一六年から二〇一八年は、北方四島はと、北方四島の帰属という言葉が書かれているわけですから、そうであるならば、この二〇一六年から二〇一八年と同じ記述に戻せばいいじゃないか、変にこの北方四島あるいは帰属という言葉を使わないことによって、四島の表現を用いないことによって、二島返還でいいと
先ほどのお話、二島返還の話でもそうでありますが、余り成果を急ぎ過ぎて後世に禍根を残すというようなことがないように、これらについて、一体どうなっているのかについてお伺いをいたします。
○佐々木(隆)委員 転換はしていないということなのでありますが、今大臣が答弁をいただきました五六年の宣言は、わざわざ歯舞、色丹についてのみ書かれているというところに、二島返還というふうに通常言われているわけであります。
もともと我が国は四島一括返還をずっと求めてきたわけでありますが、一九五六年の日ソ宣言というのは、二島返還ということに方向転換をしたのかということになるわけでありますが、そういう判断になったのかということ。
総理、改めて二島返還に確信があるのですか。お答えください。 続いて、辺野古問題です。 地下四十メートルに軟弱地盤が見つかり、当初予定の基地建設費三千五百億円はどれほど膨らむとお考えでしょうか。私たち野党は、日米の再協議、そして移転計画の見直しを強く要求いたします。 そして、日米地位協定は、いまだ米軍の治外法権の状態です。
日ロ平和条約交渉においても、北方四島の帰属を明確にした上で平和条約を締結するという従来の方針から、二島返還へと大きく軸足を後退させました。二島どころか石ころ一つ返ってくる兆しもありません。 我が国の固有の領土とか、ロシアによる不法占拠といった言葉を使えなくすることが、ミサイルをミサイルと呼ばず飛翔体と呼ぶことが、戦後日本外交の総決算だったんでしょうか。
これは非常に重要な条文でありまして、いわゆる北方領土問題において、二島返還、四島返還、いろいろな議論がありますけれども、そこに米軍、アメリカが基地を設置するということが、この航空法特例法においては、ある意味認められているわけです。
新聞報道では、日本側は、従来の四島返還ということではなくて、二島返還を掲げればロシアも軟化して交渉が動くんじゃないかと、そう考えたんじゃないかという、まあ新聞報道ですけれどもね。
その北方領土についても、二島返還が議論をされましたけれども、これが棚上げにされた経緯というのは、実は北方領土を返した場合に米軍基地が置かれるかどうかという可能性について日本側に問うたところ、それは約束できないと、置かれないという約束はできないという発言がありました。これは地位協定の考え方という外務省の機密文書の中にも出ていますけれども、いわゆるそれがこの文章です。
この一九五六年の日ソ共同宣言の中には、御存じのとおり、歯舞群島及び色丹島を日本に引き渡す、このことが明記をされているということから、二島返還で合意をしようとかあるいはすべきだとか、あるいはまた二島先行返還なのか二島だけなのか、こうしたことが巷間言われまして、論議を呼んでいるのも事実でございます。
こんなときに、政権にいる間に二島返還のみで決着させようなんて夢にも思っておられないと思うけれども、私も、元島民の皆さんの高齢化、十分認識していますけれども、しかし、だからといって、主権の問題をないがしろにはできないんですよ。 ぜひ、押してだめなら引いてみるという勇気を、これは外交交渉だから、そのタイミングでないときは待ちの姿勢に、引いてみる。
そこで、総理、私の方からの提案なんですけれども、ここで提案、二島返還論、決着論、私は、この問題について前向きに検討して結論を出すべきだと思うんです。
○岡田委員 二島返還論というのは、二島プラスアルファとか言われますが、私は全く違った二つの考え方があるというふうに思うんですね。 つまり、四島についての国境線を引かないで、二島はまず日本のものであるということを確定する。国後、択捉については引き続き交渉する。こういう二島プラスアルファ論。しかし、そのときは、最初に総理に確認したように、国境線が画定しませんから、平和条約は締結できない。
日本側が二島返還へと大きくかじを切っても、ロシア側に変化の兆しは見られません。交渉責任者であるラブロフ外相は、第二次大戦の結果、ロシア領になったと、相変わらず我が国が到底受け入れることのできない歴史観を主張しています。 一方、河野外相は、国会審議においても記者会見においても、日本側の交渉に臨む基本的な立場を明確にしていません。
どういう経緯で今回の話になったのか分かりませんが、一九八九年に先ほど申し上げた私が議員になったときに、二島返還、二島平和利用という、当時の多分議事録にも載っておると思いますが、そういう提案をさせてもらいました。最近、直近で何度か委員会でもお話をさせてもらいましたが、この点について、外交の交渉の秘密裏にという理解はしますが、国際会議や公式の場で発言した内容は覆りません。
その中で、やはり二島返還という考え方が現実的ではないかという話もされました。安倍さんがプーチン大統領とお会いされて経済あるいは開発援助ということを議題にされたことは、私はこれは大きな進展だったというふうに思います。やはりそこから入口をつくったということでありますから、そこをベースにしながら現実的な領土問題の議論を私はしていくべきだろうというふうに思っています。
もう一つは、日米安保条約ゆえに二島返還も事実上困難であると、米軍基地の進出等の問題を取り上げながらそういう発言をしたこと、これは日本に強い失望感を与えました。 我が国のロシア認識と対ロ政策の問題点ですが、私は、首相官邸、それから経済省庁、政治家、国際問題の専門家、メディアの多くの方々に、もちろんいろいろ例外はありますが、やはり楽天的な甘い幻想があると見ております。
○アントニオ猪木君 四島返還というのが一番望ましいわけですが、二島返還という話も一部出ておりますが、私が八九年に政治に出たとき、ロシア関係をよく一生懸命やらせてもらって、二島返還、二島平和利用という、今は宇宙ごみがたくさんありますので、当時としては、皆さん、そこまでみんな思っていなかったようですが、今は本当にこの宇宙のごみという問題も大きな問題です。
これは、中身は詳しくはまだ分かりませんが、いわゆる歯舞、色丹の二島返還、これは平和条約を締結して二島返還という形の日ソ共同宣言に基づいてこれを行っていこうと。 私ども、先ほど言った三塚会長と超党派日ロ議連の役員が五、六名でしたが、プーチン大統領と迎賓館で三十分ほどお会いしました。
中にいろんな方法があって、二島返還が先だという議論もあったりして、どうなるかは分かりませんけれど、そういう沖縄や小笠原や奄美の前提に立ちますというと、潜在主権が日本にあるんだという根拠をきちっと示して交渉して合意する必要があると思うんですが、今の状況どうなっているか、外務大臣、ちょっと聞かせてください。
その場合は、ただし、中間的な条約などと結び付けて処理することだと、平和条約というのは領土問題が最終的な解決に至った段階で締結すべきということにしているわけですけれども、やっぱり二島返還の段階で平和条約を結べば、それ以上の返還の道が事実上閉ざされる危険性があるというふうに考えているからです。
二島返還というのは、半分返ってくるなというイメージがありますけれども、四島の面積でいえば、歯舞、色丹だけでは七%ですから。と考えれば、やはりこれは、ちゃんと四島を、しっかりと東京宣言を尊重して交渉していくということでやっていかなければなりませんし。四島返還、二島返還でも、こんな簡単に実現するのかなと、何となく思いますけれども。